新建ハウジング デジタルにて、さいたま家づくりネットワークの会員である家づくり工房 合同会社さんが紹介されました。
下記に概要を掲載しますので、是非ともご覧ください。
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自然素材を使った省エネ健康住宅を手掛ける家づくり工房(埼玉県川越市)は8月から、自社で独自開発した透湿ルーフィング「スカイワンシート」と通気胴縁「スカイワンブレス20」を地域工務店向けに本格販売している。
現場目線でつくられた両製品は施工が簡単で、壁だけでなく屋根に通気層を設けることもスタンダードにして家の耐久性を高めることを目指す。
同社社長の落合伸光さんは「自分たちが工務店として、あったらいいな、使いたいなと思うものをつくった」と開発の理由を話す。
■屋根にも通気層を当たり前に
落合さんは、オリジナルの樹脂製通気胴縁を合わせて開発・販売することにこだわった。
施工を容易にして、透湿ルーフィングに義務付けられている屋根通気のメリットを広げたい考え。
落合さんは「まだ現場の9割が屋根に通気層を設けていない」と問題点を指摘。
「壁に通気を取るのが当たり前になったのだから、壁の通気層から上がっていく湿気が屋根の通気層に抜けていくのが家の耐久性を高める合理的な発想だ」と説明する。
■現場での施工性を高める
施工のしやすさにもこだわった。
落合さんは「スカイワンシートの20m巻は4kgと軽く、アスファルトルーフィングの20m巻・約20〜23kgと比べると持ち運びや取り扱いが容易」と説明。
樹脂製でシート状の通気胴縁・スカイワンブレス20も施工が簡単で、慣れない職人でも屋根に高さ20mの通気層を均等に、効率的に設置できるようにした。
■野地板を腐らせない屋根材に
落合さんは、アスファルトルーフィングの課題として、遮熱性と耐久性を挙げる。
「夏場の作業の際、強烈な熱を吸収してしまう。アスファルトルーフィングの上で仕上げをしていると、靴の底が溶けて屋根にペタペタとくっつくほど熱い」とし、「常時これだけの熱にさらされていると、屋根の劣化が避けられないことがよく分かる。住宅の耐久性を考えれば、遮熱性の高いルーフィング材が求められるのは誰でも理解できる」と話す。
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※全文は、新建ハウジング8月20日号 24面(2022年8月20日発行)に掲載されています。
新建ハウジングデジタルの元記事は、下記よりご覧いただけます。
出典:新建ハウジング